花いちブログ番外編 その5

21:56　さあ腹も満ち足りて、そろそろ色気が欲しくなり始めた隊員たち。「死酷」は「高地」の女子を探求すべく、まずは無料案内所[Hot Navi]へ行く。壁の電光掲示板にはいろいろなお店のおネエちゃんの写真がずら～っと。「オレここがいい」とか勝手なこと言ってる。中には「ところで、高地は風俗とかはどうなんですか？」って尋ねててる隊員もいる。「それがねぇ、去年から病気が蔓延してましてねぇ」「ふむふむ」．．．もう隊長としてこの部隊をコントロールすることはほとんど困難かもしれない。もう指揮は放棄するから、諸君の好きなところに連れてってくれ。60分4,000円で交渉成立らしい。

ほどなく現れたお兄ちゃんに先導されて、どっかのビルの狭いエレベーターに乗る。狭すぎて部隊の全員が乗るのは不可能だ。３人は自力で上がってきた。ここは３階。エレベーターを降りると、ドアが３個ほどあった。当然開いてるドアから入ろうとしたら、そっちじゃなかった。もうひとつ奥の方のドアだった。いたって普通にスナック風の店内。所謂ラウンジ風でもない。おネエちゃんがいて、カラオケがあってって感じ。先客はゼロ。テーブルの関係で部隊は４名ずつに分かれてしまった。しまったあっちのテーブルの方が可愛かったんじゃないかなどと、疑心暗鬼に陥る。（でも正直言って、脚色するのだんだん疲れてきた）

さて、こちらのテーブルには精鋭部隊メンバーである悪玉隊員とダテ隊員、それに今回の旅のコーディネータであるＡ刈隊員。そこにおネエちゃんが３人ついた。齢は二人が２０歳でもう一人は聞かなかったか、記憶からこぼれたかのどちらかだ。齢を記憶してない一人は、私の隣にいたが、やたら大人しかった。ほとんど喋ってないような。もう一人は髪型が変だった。一人はやたら喋ってた。でもこの娘の胸はデカかったと、翌日ダテ隊員から聞かされた。ダテ隊員は真向かいに座っていたんだね。

さて、ご当地の有名人である坂本龍馬は慶応3年11月15日、京都河原町で醤油商を営む近江屋さんちにいたところを暗殺されたというのが定説のようであるが、ここのおしゃべりな娘は、龍馬死亡の新説を語ってくれた。それによると、「龍馬は梅毒を患い、鼻がもげて死んだ」と言う。悪玉隊員から「ば～かかぁ！？オマエ」と罵倒されたのは当然の成り行きであった。適当にカラオケなんか歌ってるうちに時間が来た。延長するほどの店じゃなし。即撤退だ。飲んだのは、韓国焼酎JINROの鏡月。悪酔いしそう．．．

帰る時に気付いたが、隣の店は「萌ぇ～っ」の店であった。おネエちゃんが皆メイドのコスプレだ。ドアが開いてたんではっきり見えちゃった。

店を出た後、ラーメンが食いたいという隊員達とともに街を彷徨う。さっきまでお腹いっぱいだったのに、ラーメンは別腹なのかΨ(・O・)Ψ

ところがそれらしき店になかなか行き当たらない。
23:24　やっと見つけた屋台風の店。一応建物の中にあるのだけれど、前面には壁もドアもない。外界との仕切りは一枚の暖簾だけだ。店名は「喰道楽ゆめや」ほんと言うと喰道楽って名乗るのはどうかと思う。確かにメニューはたくさんあった。焼き鳥、ラーメン、うどんに焼きそば、それから丼物と多種多彩ではあった。でも道楽って味じゃないと思うけどな(　￣д￣;)
ラーメン食うのは5名。味噌と醤油、それに塩。それからお好み焼きとチャーハンを一皿ずつ。ラーメンはもちろん旨くない。麺がのびのびだぁ。こんなの食えるかぁ～！！
オリャー！！ (ノ｀A´)ノ ⌒┻━┻ (/o＼) お父さんやめてー　
というふうに卓袱台をひっくり返したくなるような代物だ。塩ラーメンに至っては、もう最悪としか言いようがない（ちょっとだけいただいた）、お湯の中に麺が浸かってるようなラーメンだ。これをダテ隊員が食っている。チャーハンも油べたべたでマズイっすよ。まぁお好み焼きはこんなもんだろうけど。

ラーメンを食わなかった隊員たちは、街路で新規隊員を勧誘中だ！！悪玉隊員が、「ねぇねぇ彼女～ぉ、防衛隊に入～らな～い」って言っているように想像できた。何故だか特に女性隊員を求めているようにも見えた。一人は自転車に乗っていた。Ｓ田隊員候補も勧誘中かと思ったが、台湾エステのおばちゃんから逆勧誘されているところであった。ありゃりゃ(゜ロ゜)


もう隊長は疲れた。飲み疲れ、食べ疲れ。(´Д｀)　そうだオレも「ウコンの力」飲んどきゃよかった。

勧誘中の彼らを見捨てて宿舎へ戻る。時はすでに0:00。歯を磨き、顔を洗ってすぐに寝た。長かった旅の一日目が終わった。と思ったら、0:29 悪玉隊員から電話が。「もう寝てるよo( _ _ )o...zzzzzZZ」